高松空港空の日記念行事

毎年9月20日は「空の日」と定められていて、そのころになると全国の空港で様々なイベントが行われます。2009年9月6日は地元高松空港で開港20周年記念の空の日イベントが行われたので見に行きました。

もっとも見たかったのは航空自衛隊の輸送機「C-130H」。エプロン開放で航空機の展示が始まるのが午後1時。空港到着の時間が分からなかったものの着陸を見てみたかったので、9時頃に家を出発し空港向かいの公園から眺めようと行ってみたところ・・・すでに着陸してエプロンへと向かっていました。
高松空港空の日記念行事
わずか数分遅かったようです。ここに来るまでの間50キロ制限の道路をもみじマークを付けた軽トラが30キロで走っていて・・・追い越し禁止区間だから数分間後ろを走ることになり・・・それがなければ見ることができていたかも。この軽トラを恨みます。

この後はイベントの行われている空港へ。今日は空の日イベントということで展望デッキが無料開放されていました。
高松空港空の日記念行事
展示地区から少し離れている所にいたC-130Hをデッキから撮影。多くの人が写真に収めていました。展示地区に移動するためにエンジン始動。4個あるプロペラは一斉に回転せず、右側のものから順に始動していくようです。

ステージではマジックショーやキャラクターショー、音楽演奏などが行われていたようですが・・・
高松空港空の日記念行事
私の興味があるのはエプロンでの機体展示。ということで1時のエプロン開放と同時に中へと入って行きました。

高松空港空の日記念行事
展示されているC-130H。機体の中を見学できるようでしたが、人ゴミが苦手な私はスルーさせていただきました。
高松空港空の日記念行事
C-130Hは愛知県の小牧基地から飛来。今年開庁50周年で記念の塗装(ステッカーを貼っただけかも?)が施されていました。

自衛隊の輸送機の塗装といえば迷彩色か灰色というイメージでした。隊員の方にお話を伺うとこの機体はイラク派遣に使われたもので、その際に水色に変更されたものの帰国後もそのままの塗装で活動しているそうです。なぜ水色なのか個人的に調べてみたところ、イラクでの活動の際、地上からの視認性を低下させるためだそうです。

高松空港空の日記念行事
香川県防災航空隊による救助訓練。何のアナウンスもなくいきなり始まったのでちょっと拍子抜け。

高松空港空の日記念行事
こちらもいきなり始まった(と思われる)大型消防車による放水展示。

高松空港空の日記念行事
香川県警ヘリコプター さぬき

高松空港空の日記念行事
海上自衛隊ヘリコプター UH-60J
高松空港空の日記念行事
正面から見ると鼻が付いているようでちょっとカワイイ?

高松空港空の日記念行事
香川県防災ヘリコプター オリーブII
高松空港空の日記念行事
機体にはポパイのキャラクター「オリーブ」が描かれています。以前からこのアングルで撮ってみたいと思っていました。
高松空港空の日記念行事
尾翼のオリーブの絵は少し薄くなってきていました。お化粧し直してあげてはどうでしょうか?

午後3時になってエプロン開放での機体展示は終了。この後再び空港向かいの公園へと移動しました。自衛隊員の方にC-130Hの離陸時間が午後4時頃と聞いて、それを撮影するためです。
高松空港空の日記念行事
展示中に写真を撮り忘れていたセスナ2機が同時に離陸しました。
高松空港空の日記念行事
続いてはUH-60J
高松空港空の日記念行事
最後はC-130H

今回のエプロンの開放時間は40分が2回の計80分、その間、小さな地方空港なのに自衛隊の輸送機なども見れて十分楽しむことができました。ただ、航空隊の救助訓練の時にどのような活動をしているかなどのアナウンスがあればもっと楽しめたと思います。

9月12日は同じ四国の松山空港で空の日イベントがあります。ここではある都市伝説を確かめることができるらしいのですが・・・仕事が休みであれば見に行ってきます。