他人のパソコンを直す時に思うこと

私はよく、知人のパソコンがおかしくなった時や設定を行って欲しいという時、声をかけられることがあります。今日も近所の中年の方がインターネットに接続できないということで様子をみてきました。

調べてみると、ブラウザを立ち上げるとセキュリティーソフトのウイルスバスターがウイルス警告を出し、被害が広がらないように接続を遮断しているようです。対象となるファイルや設定を操作することで修復しました。

これまでに何人かのパソコンをみてきましたが、「これはマズいんじゃないの?」と思うことがあります。例えばインターネット接続やメールの設定をする時はパスワード、ソフトウェアのインストールにもパスワードやシリアルキーが必要となります。これらの入力は本人に行ってもらい、その時私は目線をそらすようにしています。しかしパスワードを声に出しながら入力したり、面倒ということで入力を求められることがあります。信用されているのか、もちろんその情報を悪用することはありませんが、パスワードは大切にしてもらいたいです。

同級生の知人に、動作が重くなったのと付き合っていた彼女の分のデータを消して欲しいということで、OSのクリーンインストールを行ったことがあります。時間がかかるのでパソコンを預かり、ブラウザのブックマークやメール、ワードやエクセルのデータ、保存してあるMP3や画像等を一旦外付けのハードディスクへ退避させての作業となりました。どれも大事なデータで他人に見られたくないモノもあると思うのですが、「それを見られるかもしれない」という危機感は無いのでしょうか?その時は本人の承諾を得たうえでの作業でしたが、もし自分が逆の立場だったら他人に任せるのは嫌だなぁ。

ある程度の知識を持ち、自分で処置ができるのが理想ですね。