私の地元、高松自動車道の府中湖パーキングエリアに、四国では2箇所目となるスマートインターチェンジ(スマートIC)が開設され、本日より運用が開始されました。スマートICとは、サービスエリアやパーキングエリアに併設されるETC専用のICで、ETCを搭載した車両のみ一般道との出入りができます。一般のICよりも低コストで導入できるのが特徴です。
今回開設されたのは社会実験によるもので、採算性や開設したことによる周辺地域への影響などが検証され、一定期間で実験は終了します。府中湖PAの近くには大型スーパーのイオンが開店する予定なので、買い物客が遠方からスマートICを利用して訪れる可能性がありますね。利用者数が多く実用性があると判断されれば、実験終了後は恒久的に運用されるものと思われます。
運用開始は本日の午後3時からで、早速利用してきました。
上り線を走行して2時50分頃にスマートIC出口に到着し、私は6台目の順番待ちでした。3時ちょうどに運用が開始され、私の前にいた5台の車は順調に通過していきます。そして私の順番になり、初めてのスマートIC利用にちょっとドキドキ。スマートICは一般のETCゲートと違って、バーの手前で一時停止しなければいけません。停止線で止まりバーが開くのを待っていたもののなかなか開きません。係員に「もっと前に進め」「ETCカードを車載器にセットし直せ」と指示を受けるもそれでも開かず。同じ頃入り口側でもトラブルがあったようで、係員が出口側のETCセンサー付近を横切り、別の係員が怒る声が聞こえてきました。
結局何が原因か分からなかったものの、係員がゲートに設置されているボタンを操作することで無事通過することができました。約30秒ほどの出来事でしたが、「本当に通過できるのか?」「後ろの車に迷惑かけていないか?」とヒヤヒヤしたし、周りでは一般の人数名も見ていたので恥ずかしかったです
ちょっと苦いスマートICデビューとなりました。