トレンドマイクロ社のセキュリティ対策ソフトの最新版「ウイルスバスター2009」をインストールしました。新機能として「キー入力暗号化」などが追加されたようですが、ちゃんとパソコンを守ってくれればそれでいいかと・・・
そんなことより私が気になっていたのが、URLフィルタを有効にしておくことでウェブの閲覧先のサーバに与える影響。同機能によりトレンドマイクロサーバが対象となるウェブにアクセス、それによりチャットや掲示板の書き込みが二重になったりアクセスカウンタが余分に回ることをブログに書いてきました。それらの現象が最新版でも見られるかを確認。ウイルスバスター2009をインストールしURLフィルタを有効にしたパソコンから当ブログを閲覧してみたところ、これまでと同じく150.70.84.xxからのアクセスがありました。
URLフィルタ機能を操作した時に表示されるダイアログ(クリックで拡大)
文章冒頭から「~にのみ利用されます。」までは2008までと同じ。その後の「また、本機能を有効に~」は2009で付け加えられたもの。「コモンゲートウェイインターフェースを~(中略)ID、パスワードが含まれた状態で送信~」とあります。つまりCGIにアクセスしパラメーターにID・パスワードが含まれているとトレンドマイクロに送信されてしまうということがソフト上で明示されたのです。私ならこの文章を読んで、大事なパスワードが送信されてしまうことに不安を感じますね。当然CGIの掲示板やチャットなどではコメントも送信されてしまうので、書き込みが二重になってしまいます。
トレンドマイクロはこれからも同じ方法でユーザーを守り、同じ方法でサーバ管理者には迷惑をかけていくようでうね