2009年9月19日、浜松モザイカルチャー世界博2009でのブルーインパルス展示飛行が行われました。当日仕事があったものの前日までに残業もして自分の仕事を片付け、休みをもらって見に行くことができました。
どこで見るか迷ったのですが、現地の混雑具合や時間を考えると会場入りできるか分からなかったので、今回はココを選んでみました。
東経137度37分、北緯34度47分に日時計が設置されている東名自動車道浜名湖サービスエリア。午前1時に出発し山陽自動車道での事故、その後もシルバーウィークでの軽い渋滞にも遭いながら7時に到着。事前に調べてみると、ここから浜松基地でのブルーインパルスの飛行が見れるようで、基地とサービスエリアの中間にある今回の会場での飛行も見れるだろう、という考えでの選択。
ただ、どのような飛行内容なのか、ショーセンターがどの方向かも分からず、空を見上げてみると飛行ルートによっては逆光に。さらに会場上空付近は雲がかかったところと青空の見える境目が。イロイロ不安がありながら飛行予定時間の9時頃になりました。
本番開始前、デルタ隊形から1機が大きく離れた状態で飛行。
ワイドローパスで会場西のサービスエリア側から進入。この立ち位置では建物が邪魔でした。
サービスエリアから見る会場方面は雲がかかっていました。
チェンジオーバーターン
ポイントスターローパス
ツリーローパス。南から北への進入でしたが、サービスエリアからはツリーの形に見えませんでした。
サクラ。雲とその隙間から見える太陽でスモークの跡がまったく分かりません。
レベルオープナー
ブルーインパルスの無線(使用周波数 浜松TWR 236.8MHz)を傍受したところ、展示飛行時間内にドクターヘリが緊急運航のため領域に入ってきて時間調整をする交信がありましたが、無事に終了したようです。サービスエリアから見た会場付近は雲がかかっていましたが、他の方のブログを見てみると、会場入り口のオブジェと青い空を飛ぶブルーを絡めた写真が掲載されていました。会場へ行けば良かったか?とも思いましたが、防府北基地航空祭以来3ヶ月ぶりに姿を見ることができ感動しました。
見終わった後はモザイカルチャーへ、と思ったのですが、会場から少し離れたところには浜松基地があるということで寄り道。基地周辺を車で移動していると渋滞の列が。交差点の信号待ちにしてはなかなか動かないと思っていたのですが、徐々に進んでいくと浜松基地にあるエアーパークへ入る駐車場待ちの列だと分かりました。もともと予定していなかったもののせっかく来たのだからと入ることにしました。
駐車場がいっぱいだったものの私の前の数台は正門入り口前の空きスペースに誘導、しかし私は引き続き待たされることになりました。驚いたのが数台後ろから路上に並んでいた車に対して職員が「駐車場はいっぱいで入れません!バスの運行の邪魔になるのでお帰りください!」と言っていたこと。職員さんなかなかの強気ですね。私も数台後ろにいたら帰らされていたわけですが。その後は10分ほど待って中に入ることができました。
駐車場では初代ブルーインパルス機体F-86がお出迎え。
館内では自衛隊で使用の数々の航空機を展示。
2代目ブルーインパルス T-2の姿も
しばらくすると「間もなくブルーインパルスが離陸します」と館内放送あり。モザイカルチャーで飛行した機体は浜松基地に滞在していて、展示終了後に所属する松島基地へと帰投するのです。今まで何度か飛行は見たことがあっても離陸は見たことがなかったのでカメラを構えてみました。
離陸前にスモークチェック
まずは1・2・3番機が離陸
次は5・6番機と尾翼に番号を書いていない予備機が離陸
最後は4番機がスモークを出しながら離陸
機体を大きく揺らし、お腹が大きく見えるほどの頭上でバイバイフライトしてくれました。
上空飛行中だけでなく離陸する姿もカッコよく感動しました。次にブルーの姿が見れるのは来年になるかな?楽しみです。
この後モザイカルチャーへ行こうと思っていましたが、エアーパーク見学という予定外の行動ができたこと、ブルーの離陸を見れたことで満足したので帰ることに。帰り道の渋滞は朝に比べるとひどいですね。皆どこに向かっているの?渋滞していると思ったらそれが事故渋滞。1車線塞いだだけで何キロにもおよぶ車列になってしまうのですね。あとは遠出でのお約束、カーナビを使っているにも関わらず用の無い高速と一般道に誤って進入、無駄な通行料2000円近くを出費することになりました。
片道450キロの初めての長旅。渋滞もありましたが、連休中であればこのような疲れるイベントもたまにはいいですね。