2009年5月31日、航空自衛隊防府北基地航空祭2009に行ってきました。お目当てはブルーインパルスですが、他の航空機の飛行展示も全て見てみようと朝3時に出発しました。
現地には6時30分到着。一度西門の前を通ると路上に車の列ができていましたが、そこを通り越し田島門へと向かってみました。基地横の空き地(自衛隊の土地かな?)に誘導され、そこには駐車場の開門待ちの多くの車両が停車していました。ここは他の駐車場入り口よりも早く開門するようです。
開門の7時30分になると車が動き出し基地内へと入っていきました。そして駐車したのが滑走路すぐ横で管制塔からも歩いてすぐの便利なところ。岩国フレンドシップデイでは臨時駐車場から20分ほど歩きましたが、ここはまるで天国のよう・・・
駐車場からはズラリと並んだT-7初等練習機が目の前で見れました。
開催前に基地のホームページを確認すると、新型インフルエンザの関係で行事の一部または全部が中止になるかもしれないと告知がありましたが無事開催。インフルエンザが落ち着いてきていることもあってか、マスクを着用している人はほとんど見かけませんでした。
特別塗装のT-7。毎年オリジナルの塗装を施し展示しているそうです。
右から見ると鏡像のように文字が逆になっていました。
UH-1
T-7 10機による航過飛行
U-125A
C-1
基地内をブラブラしていると西部航空音楽隊のトラックを発見しました。航空機とパイロットの絵がかわいらしいです。
午前中の飛行展示が終わると売店で昼食やお土産を買って車へ戻りました。もちろん帰るわけではありません。ここからでもブルーインパルスは十分狙えるし、その飛行展示が終わればすぐに車に乗り込んで帰ることができますからね。
午前中は曇りだったものの昼からは晴れてきました。午後はF-2の機動飛行から。
基地祭で戦闘機を見るのは2回目ですが、動きが速すぎてカメラが追いつかないです。
続いてはヘリによる訓練飛行。山林火災を想定して、火点に向けて散水します。
赤っぽく見えるのは炎に見立てた煙。一度このような訓練を見てみたかったのですが、駐車場からは遠かった・・・
F-4の訓練飛行。F-2もそうですが爆音が耳に残ります。
最後はブルーインパルスの飛行展示。防府北基地からの離着陸は行わず、他の空港(今回は築城基地)から展開するリモート展示になります。
今回は知人から借りてきたビデオカメラで撮影に挑戦。本番が始まりビデオカメラを構えたのですが、液晶ファインダーで機影を捉えることができない・・・画面全体が明るく白っぽい感じで、スモークを曳くT-4が見えないのです。自分で一体何を撮っているのか分からなくなり、うまく捉えることができても一度見失うとそこで諦めてしまったりと・・・。借り物で明るさの設定方法などが分からず、結局失敗に終わりました。午後から強くなってきた風の音も拾って最悪です。
今回はブルーインパルスが使用する無線の傍受に成功。最初は1区分での飛行だったのですが、途中で雲が低いと判断したのか一部演目の変更、途中からは3区分に変更するとの交信を受信しました。キビキビした交信が聞けて良かったです。最後はブルーコントロール(地上管制)から2日後に行われる横浜開港祭の飛行展示についての一言があったのですが、それがとてもカッコよく感じました。
ブルーを見終わったら渋滞を避けるためすぐに車に乗り込み帰ることに。しかし考えることは皆同じ。すでに長い車列ができていました。砂煙のひどい道をゆっくり進み30分ほどかけて基地外へ。その後も渋滞気味の住宅街の中を走り大きな道へと抜けていきました。でも岩国の時と比べるとかなり楽だったかな?
美保基地に行けなかった代わりに今回防府へ来たのですが、来年も行ってみようと思っています。
下手なりに撮影したブルーインパルスの動画をアップしてみました。空の色がまともじゃなかったり何も無い部分を撮っていたりとメチャクチャですが、お暇なら見てやってくださいませ。